皆さんデジャヴという言葉を知っていますでしょうか?日本語訳は「既視感」で、“初めて経験することなのに、すでにどこかで経験したことがあるように感じる現象“のことを言います。小中高生のなかにもお化粧品に詳しい方はこの言葉と同じブランド名を耳にしたことがあるかもしれません。
さて、そんなデジャヴという言葉ですが、何語から由来したものかご存知でしょうか?実はデジャヴという言葉はフランス語に由来していてフランス語ではdéjà vuと書きます。déjàは副詞で「もう」、vuはvoir(見る)の過去分詞で「見た」と訳します。その2つを合わせると「もう見た」=「既視感」となります。私は大学でフランス語について主に勉強しているのですが、このdéjà vuという語になる理由を知ったことが最近で1番感動した瞬間でした。
そんな発見ですが、英語にも通じるところがあると私は思います。careful(形容詞)という語を例にとってみましょう。careは名詞で「心配/用心」という意味でfulは同じく英語のfullから連想されるように「~に満ちている」ということを表しています。その2つを合わせると「心配/用心に満ちている」=「注意深い」となります。(一部例外はあります。)
英語に苦手意識持ってしまう原因は単語を覚えられないことが多いのではないでしょうか?私は単語や文法をきちんと学んだのは高校生からなので偉そうなことは言えませんが、その単語の意味や雰囲気から覚えてみるのもコツかもしれません。
英語を学ぶ上で単語が分からなかったら文章を理解することは出来ません。それゆえ、単語は重要です。単語の雰囲気は分かっていても綴りまで完璧に覚えるのは難しいですよね。声に出したり紙に書いたり各自の覚えやすいやり方でやってみてください。皆さんの暗記に私が紹介した以上のやり方が役に立ちましたら幸いです。(相川)