昨日は中3生の理社の授業で北辰テストの過去問演習を行いました。
40分の試験時間でそれぞれ理科と社会の問題を解いてもらいました。
さすが中学3年生。
みんな集中して取り組んでくれていたように思います。
その中でもやはり毎回定期テストで10位以内に入ってくる生徒たちは様子が少し違います。
最初から最後まで変わらない様子でずっと問題用紙に向かっているのです。
問題が解き終わっても、そこで終わりにしないんですね。
そこから、試験終了のアラームが鳴るまで見直しをし続けているんです。
全ての問題を解き終えてホッとしてしまう。そして気持ちを切らして何となくの見直しを繰り返す。
もしかしたら、それが普通なのかもしれません。
しかし、学年トップクラスの生徒たちは「問題をすべて解き終わってからが勝負」という意識なのかもしれません。
徹底的に見直しをして1点をもぎ取る意識。
学年上位に毎回入る生徒さんからテスト後に感想を聞くと
「今日はあまり手ごたえがない。」という言葉をもらうことがあります。
詳しく聞くと、
「今日のテストでは見直しが全部終わらなかった。」とか
「見直しが1回しかできなかった」とか
そんな言葉を聞くことがあります。
彼らにとってテストは「1回全部解ければOK」ではないのでしょう。
「完璧になるまで、納得できるような見直しができて始めてOK」なのでしょう。
4月24日には北辰テストの本番があります。
また、5月の中旬からは各学校、中間テストが始まっていくと思います。
テストは最後の1秒まで集中して、見直しを続けてほしいと思います。
最後の最後まで1点をもぎ取る姿勢を持ってくれることを願います。