心臓と恋愛の雑学

最近、玄関のブラックボードに雑学を書いています。

雑学は週に1回、金曜日あたりに更新しています。

ブラックボードは小さいので、情報量が多い雑学を書いてしまうと読みにくくなってしまいます。だから書くことのできる雑学も「一円玉に書かれている植物は存在しない」「永久凍土は2年以上、0℃を保っているだけで、そう名乗れる」といった端的なものに限られます。

ブラックボードに書けない雑学としては「デートをしている際などに、お互いに魅力を感じ合っている二人は、心臓の鼓動が同期する」というものがあります。

つまり気が合った者同士は、心臓の脈を打つタイミングが同じになる、というわけだそうです。

このことについての研究に対して、2022年にイグ・ノーベル循環器学賞が与えられました。

どうしてそうなるのかは、まだわかっていないそうです。

ところで、人間は行動をすると心理も変化するという性質があります。

例えば、勉強をするときに集中できていなくても、最初の5分間だけ机に向き合ってみる。そうすると集中力が湧いてくる。ということがあります。

勉強をするポーズをとってみることによって、頭が勉強のモードへ変化します。

これは何の裏付けもない個人的な直観に過ぎないのですが、恋愛と鼓動の場合にも、同じことが言えるのではないかと思います。

つまり、心臓の鼓動が同期すると、相手のことを気に入っていると錯覚するのではないでしょうか。

例えば、二人でホラー映画を見に行ったとします。

同じ映像、同じ音声を見ているはずですから、同じタイミングでびっくりすることになります。

ということは、同じタイミングでびっくりすることによって、同じリズムで心臓が跳ねるのではないでしょうか。

また、足並みをそろえて走ってみるというのも、鼓動を同期させるのに有効ではないかと思われます。

気になる相手がいる方、ぜひ、一緒に怖い動画を見たり、走ってみたりしてはいかがでしょうか。

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