「先生、社会ではじめて80点台取りました!」
先日、ある生徒さんが私に声をかけてくれました。
その生徒さんは、新学年になってから本当によく努力をしていたので、その言葉を聞いたとき私も本当に嬉しくなりました。
この生徒さんの努力を振り返ると、印象に残っているのは
よく質問をしていた
ということなんですね。
テスト対策中の記事でも書きましたが、今回のテスト対策ではとにかく「質問してもらう」ことにこだわりました。
生徒さんの方から質問が来なくても、こちらから「質問あるでしょ?」「遠慮なく聞いてね。」と何度も声をかけて回りました。
そうやって声をかけたときに質問してくれる生徒さんも多かったのですが、この生徒さんは私や講師やサポーターが回って来なくても、質問があればわざわざ私や講師、サポーターのところに行って質問をしていました。
当たり前のことですが、テストで点数を上げるには「分からないところを分かるようにする」ことが大事です。
大事どころか、それしかありません。
分からない内容をそのままにしてテスト本番に突入。そして、テストでその分からない内容が出れば、当然得点できない訳ですから。
分からない内容を分かるようにするには、教科書や塾のワークや解答を使って確認するか、もしくは人に聞くしかありません。
「教科書や塾のワークや解答を確認する」「人に聞く」それらをいかに早く、いかに多くできるかが、テストの点に結びつくわけです。
「質問が多い」ということは、それらの行動が多いということ。それらの行動が多いということは、「分からないことが分かった」回数が多いということ。
だからこそ、質問が多い生徒さんは成績が上がりやすいのだと思うのです。
火曜日の中3の理社の授業でも、どんな些細なことでもいいから質問をするように言いました。
それをしっかりと受け止めてくれた生徒さん達はたくさん質問を出してくれました。でも、まだまだ質問することを面倒くさがっている、または遠慮している生徒さんもいるように思います。
期末テストに向けて、まだまだ質問が少ない生徒さんへのアプローチを強めて行こうと思います。
全員が「分からない」を残さないように。全員が遠慮なく「分からない」を質問できるように。
塾長、教室長、講師、サポーター問わず、スタッフ一丸となって皆さんへの声がけを強化していきます!!