最近、若い頃に一度読んだ松下幸之助さんの『道をひらく』という本を読み返しています。
その中に「人事をつくして、天命を待つ」という言葉が出てきます。
この言葉は「人としてできる限りの努力をして、そのうえで起こってくるを静かに待つ」という意味の故事成語です。
昨日、公立高校入試の出願が終わり、倍率が出ました。
そして、明日から志望校変更の期間です。
最終の倍率が数日後に出ると思いますが、倍率を気にするのはもうやめましょう。
倍率を眺める時間があったら、理科や社会の用語や、英単語を一つでも多く覚えるべきです。
不安になる気持ちもわかりますが、今は人事つくしましょう。
天命を待つのはテストや面接がすべて終わってからです。
あと一週間できる限りの努力をしましょう。
その努力が入試当日、みなさんを不安や緊張から守ってくれるに違いありません。