こんにちは、サポーターの小高です。
私は現在大学4年生で、長い学生生活の終着点にいます。今回は、中学・高校・大学と進むにつれて感じた勉強の目的の違いについて書いていこうと思います。
中学生は5教科を広く学び、基礎と考え方を身に付ける過程にいると考えています。例えば、国語では、文章読解だけではなく、主語や述語などの文成分の理解などが求められます。また、理科や社会では、物理や化学、日本史や地理などの幅広く学べる段階にいます。私が中学生で大事だと思う点は、「どの科目が好きなのか?」を見つけることです。高校以降の進路に関わってくるので、得意・不得意をなんとなく把握できるといいかもしれません。
高校生では、大きく理系と文系という区分に分かれます。理系は数学や理科科目。文系は国語や社会科目を中心として勉強します。(英語はどちらにも含まれる。)
また、そこからさらに分解され、理科科目では物理、化学、生物、地学。社会科目では日本史、世界史、地理、政治経済などより興味を持った科目に取り組めます。
そのため、中学で学んだ内容が直結することもありますが、全く使わなくなってしまうこともあるでしょう。ただし、より専門性が高まっているので、教科に対し深い内容が学べます。(その分難しいですが…)
大学では、中高と大きく代わり専門分野が出来ます。高校の時に好きだった数学を学ぶ人もいれば、将来のやりたい職に繋がる建築や医療などを学ぶ人もいます。また、高校までと違って、「嫌いな科目を頑張る」必要がなくなるのが大学の大きな特徴です。(それでも英語はあります。) 自分の好きなことを学べる分、勉強が楽しく感じられる人も多いし、授業だけじゃなくて実験や研究で新しいものを生み出すこともできるようにすることも可能です。
中学・高校・大学では「勉強の目的」が、この様に変わっていきます。中学のうちに色々な科目をしっかりと勉強して、自分の興味の方向性をつかんでおくと、高校・大学で「選択ミスだった…」と後悔するリスクは減るはずです。中学、高校、大学。それぞれのステージで学ぶ意味が変わるからこそ、今の勉強に向き合うことが未来につながるでしょう。
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雨のにおい
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