七転び八起き

こんにちは!  サポーターの佐山です。

突然ですが、皆さんが一番好きと言える漫画や小説、アニメなどの作品はありますか?

僕にとってそれは葦原大輔さんの「ワールドトリガー」という漫画です。

単行本1巻の発売日が2013年だそうなので、もう10年以上追いかけ続けている作品になります。

今回はその紹介と、僕がなぜその作品が好きなのかを書いていければと思います。久しぶりに趣味全開の記事となりますが、お付き合いいただければと思います。

さて、さっそくあらすじを紹介させていただくと、架空の三門市という町は突如ネイバーとよばれる侵略者の侵攻を受けることになりました。

その際多くの被害を受けましたが、ボーダーという組織がそれを撃退し、その後三門市の安全を守ることになりました。

主人公の三雲 修(みくも おさむ)という15歳の少年はそんな組織に入隊し、仲間とともに防衛任務や訓練を通じて成長をしていく物語です。

この作品の魅力的なところは、主人公が信じられないほど弱いというところにあると思います。

主人公に何らかの特殊能力があって、最初はその力を制御できないにしても、戦いを通じて成長し、最終的にはその力を使いこなして、大暴れするといった展開が一般的かもしれません。(もちろんこのような展開を否定する意図はありません)

しかしワールドトリガーの三雲は全くそんなことはなく、どちらかというと落ちこぼれのような存在です。

そんな彼が自分の能力のなさを発想力や、作戦を練る力で工夫し、仲間と一緒に成長していく姿が魅力だと感じます。

また登場人物がとても多く、誰かは自分に刺さるキャラクターがいるところも魅力だと思います。

各々キャラクターに特徴がありますし、なぜボーダーという組織にいるのか、訓練の戦いにどのような思いで挑んでいるのかなどの細かい描写がされることもあり、その際には主人公の敵チームであったとしても感情移入ができる作品だと思います。

この作品に出てくる人物のほとんどは、自らの目的のために努力を重ねていますが、その努力の方向が間違っていたり、思わぬところで思わぬつまづき方をするキャラクターもいます。

しかしそれでも立ち上がり、また前を向いて挑戦をする姿に感動し、泥臭い努力が格好良くみえてきます。

この作品を通して、自分には何度転んでもまた立ち上がればいいという価値観が芽生えました。

皆さんにも失敗を恐れずに挑戦をしていってもらえたらと思います!!

長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました!!

良ければ生徒の皆さんのおすすめの作品を教えてください!!

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