土曜日の台風、凄かったですね。
川越市内の被害もニュースで出ていました。
山口学習塾でも、川や水田が多い霞が関や芳野、寺尾などから通ってきている生徒もいますので、心配でニュースを確認していました。
私は小さい子供が3人いるということで、急に避難するのは難しいと考え、午後1時ごろには近くの公民館に避難をしました。
人生で初めての避難所に行きましたが、私の子供たちがうるさくしてもそれを笑顔で許してくれる周りの人たち。
自分たちの家族も危険にさらされているのに、避難者のために働いてくれている職員の人たち。
私の家族は10時間ほどで、台風の影響もおさまり避難所をあとにしましたが、初めて出会う方々に協力やご理解をいただき、本当に助かりました。
ただ、たった10時間と言えども避難所生活と言うのは大変なんだな、ということも実感しました。
狭い場所で知らない方々と一緒に過ごす。
これがいかに心休まらないか。
やはり周りに気を遣って過ごす1時間は、家で過ごす1時間とは比べ物にならないくらい長く感じるものでした。
今まで他人事に感じてきた被災者たちの生活ですが、恥ずかしながらこの歳になって初めて本気で考えたように思います。
埼玉県は災害とは無縁だ、心のどこかでそういうことを考えてきましたが、決してそんなことはないんだということを今回初めて感じたようにも思います。