樋口の記事にもありますが、明日は入試模擬テストの日ですね。
全員が結果を出してくれることを、われわれも心の底から願っています。
最近、受験生の皆さんに口うるさく言っていることがあります。
それは「直前はとにかく社会を勉強しなさい」ということ。
直前、点数が最も伸びるのは社会です。
目安として学力検査校の受験生は、入試模擬テストや過去問を解いていて社会の点数が70点に到達していない場合。
社会の勉強に目一杯振り切れて良いと思います。
学校選択校の受験生の場合は、社会の点数が80点に到達していない場合は社会の勉強に振り切れて良いと思います。
直前でも点数を伸ばせるのは社会なんです。
記事の題名にあるように、一に社会、二に社会、三四がなくて、五に社会・・・
いや、違いますね。
一に社会、二に社会、三四も社会で、五に社会!
まだまだ社会の点数が安定していない受験生は、このくらいの気持ちでもいいかもしれません。
「社会はそこそこ安定して来たし、それなりに自信がある。」という人は、
一に社会、二に社会、三四は理科で、五に社会。
理科もとにかく基礎用語や実験の意味や理由など、暗記すればどうにかなるものを優先で勉強すること。
分野で言えば、生物や地学、天体などの知識の内容にポイントを絞っていきましょう。
これらの分野にも計算問題が出てきますが、解説を読んでも分からないような問題は飛ばして大丈夫です。
その問題は、同じ学校を受験する他の受験生たちも分からない可能性が高いですから。
この時期はもう難しい問題の理解に時間を使うべきではありません。
いかに基礎知識を確実なものにするかどうかが大事な時期なんです。
「英語や国語や数学は良いの…?全くやらないのは流石に心配だ…。」
気持ちは分かります。
でも、大丈夫です。
入試模擬テストや公立高校の過去問の直しをしっかりしてください。
そして、我々から出される課題をしっかりやってください。
英・国・数はそれで大丈夫。
残りのエネルギーや残りの時間はとにかく社会に。
それで余裕があるなら、次は理科に。(暗記分野、基本分野に。)
一に社会、二に社会、三四も社会で、五に社会。
社会が得意な受験生は、一に社会、二に社会、三四は理科で、五に社会。
この意識を持って、残りの期間、戦い抜いてほしいと思います。