サポーターの三原です。最近の小中学生は当たり前のようにパソコンが学校から与えられ、それを使いこなしていますよね。Googleのclassroom機能を使って担任が連絡事項を生徒たちに伝達したりなど、パソコンがない世代を生きた私にとっては衝撃でした。パソコンの導入、そしてそれによるタスクの効率化のおかげでとても便利になっていますが、同時に弊害もあると思います。
私が小学生の時は、その日の宿題や親への伝達事項、翌日必要な教科書以外の特別な持ち物などを書き留める習慣(連絡帳)がありましたが、今はそんなシステムはなく、パソコンに搭載されているgoogle classroomで完結してしまいます。また、授業中の様子は詳しくはわかりませんが、ノーとをとる代わりにパソコンにメモを残す人も増えてきているのではないでしょうか。デジタル化は生徒と先生の双方にメリットをもたらします。
特に多忙な先生方にとってはとても便利だと思います。しかし、連絡帳やノートを書くことはとても重要で、特に覚えた漢字の応用には最適です。パソコン頼りだと難しい漢字を読むことはできても、書けと言われたら案外書けないことが多いです。些細なことかもしれませんが、文字を書く習慣はもっと大事にすべきです。
また、学習用パソコンとはいえ、それを素直に自主学習に使う小学生は正直ほぼいないと思いますし、YouTubeやゲームにどうしても手を出してしまう。使用時間が決められていてもその通り守るわけないので、子どもは親に厳しく指摘されなければ無制限に使い続けてしまうかもしれません。近年、小中学生の学力低下が問題視されています。コロナ禍の影響も十分ありますが、パソコンの導入が更にこれを促進している、と小学生の弟たちを見てて思います。
全ての子どもが勉強に対して消極的であるわけではないと思いますが、このような生徒がやはり過半数を占めていると思うのでパソコンの配布は最低でも中学生以降にするべきだと個人的には思います。あるいは他に良い代替案があればいいと思うのですが、なかなか難しい問題ですよね。
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