こんにちは、サポーターの相川です。
今回はコーヒーについてお話ししたいと思います。
たくさんの豆の種類があるコーヒー。
皆さんはどのような過程を経て出来上がるのか知っていますか?
まず、コーヒーの実を作るために種を植えます。
種を撒いて3年目くらいから深緑の2枚の葉の間に小さい白い花が咲き、そこにコーヒー豆の元となる緑色の実があらわれ、花が咲いてから約8ヶ月かけて深紅色に熟したら完熟した実(コーヒーチェリー)のみを収穫します。
収穫後は脱肉とよばれるアクアパルパーという機械で果肉を取るとともに、豆の周りを包む内果皮(パーチメントコーヒー)の表面にある粘液質を除去し、水洗し、パーチメントコーヒーの含有水分が10%程度になるまで乾燥させ、脱穀し生豆(グリーンビーンズ)の状態にします。
それを選別機にかけて不良豆を除去したのち、大きさや形などでグレード分けをしていきます。
機械選別された生豆は作業員によって再度手選別されます。
作られた豆は植物貿易法や食品衛生法に基づいた検査が行われ、合格しているものだけが世界各国の港へと移送されていきます(厳重な温度管理をされながら運ばれる場合もあります)。
コーヒー豆を輸入するためには国の植物検疫や食品検疫を受けます。
輸入業者は国の検査を受ける前に、残留農薬基準をクリアするために自主検査を行い、基準値をクリアしたものだけを日本に輸出します。
これらがレギュラーコーヒー(コーヒー生豆を焙煎したコーヒー煎り豆、もしくはコーヒー煎り豆を挽いて、もしくは砕いて粉にしたもので、抽出器具で濾したりすることが必要、お湯にそのまま溶けない)やインスタントコーヒー(レギュラーコーヒーの抽出液から水分を除去し顆粒状にしたものであり、お湯にそのまま溶ける)それぞれの製造工程を経て店頭に並べられていきます。
これらの工程を経て店頭に並べられたものはわたしたちがよく見かけるコーヒー豆の状態です。
出来上がるまでにたくさんの工程を経て作られていますよね。
ちなみに、焙煎等の作業前のグリーンビーズをそのまま抽出して作る、グリーンコーヒーというものが存在するらしいです。
ハーブティーや抹茶に似たような味がするそうなのでコーヒーが苦手もしくは変わったコーヒーが飲んでみたい方に良いかもしれません。
全日本コーヒー協会によると、10月1日は「国際コーヒーの日」だそうです。
皆さんも気が向いたときに飲んでみてはいかがでしょうか(カフェイン中毒にはご注意を)。