ガソリンと紅茶

こんにちは!!サポーターの佐山です。

先日塾のブログを見返していたところ、同じくサポーターの村瀨が「雨のにおい」についての記事を書いていました。

私も雨の日には独特のにおいを感じたことがありますし、その原因となる物質についても話があり、とても興味深かったです。

ぜひ興味がある人は村瀨の記事を読んでみてください

さて、今回は私もひとつ「におい」に関する雑学を披露させてもらえたらと思います。

皆さんはガソリンスタンドに行ったことがあるでしょうか?

皆さんが給油をすることはないでしょうが、車のドアや窓を開けた際に独特のにおいを感じたことはありますか?

人によって感じ方はそれぞれだと思いますが、何人かはそこまでイヤなにおいではなく、むしろイイにおいだと感じる人がいるかもしれません。

ガソリンの独特のにおいは、ガソリンに含まれている「芳香族炭化水素」と呼ばれる物質によるものです。

この物質の特徴としてよいにおいがしたり、独特な香りを持つという性質があります。

そして完全に一致するわけではありませんが、同じ芳香族の物質が紅茶にも含まれています。

人間がにおいを感じるのは、鼻から入ったにおい物質を特別な細胞が受け取ると電気信号が発生し、それが脳に入ってにおいを感じています。

そして、物質の構造が似ている場合は似たような電気信号が発生し、同じようなにおいを感じるとされています。

ガソリンと紅茶に含まれるにおい物質の構造は似ているため、ガソリンのにおいをいいにおいと感じたりしても、何ら不思議はないそうです。

私はこの話を高校の化学の授業の際に先生から聞きました。

皆さんの周りの身近なところに理科や、その延長線にある知識が活かされています。

このようなことに興味がある人は、ぜひ高校で理系の道に進んでみてください!!

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