アジサイ、江戸時代の武士だったら…

先日、講師の大﨑が川越の町に咲いていたアジサイをインスタに投稿していました。

私も草花は好きですので、大﨑がこのような投稿をしてくれて大変嬉しく思いました。

しかし!!

もし時代が江戸時代で、そして大﨑が武士で、私が将軍様だったら大事になっていたかもしれません!!

大﨑のインスタ投稿にもありますが、アジサイは花の色を変化させます。

七変化、などと呼ばれることもあったそうです。

その性質から、「心変わり」が連想され、武士には人気がなかったとか。

武士は自分のお殿様に命をかけて仕える身です。命の危険があっても、最後まで主君のために尽くすのが本物の武士と言われたわけです。

そんな武士たちにとって「心変わり」を連想させるアジサイというのは、不吉な花だったのかもしれません。

こんな記事を書くと大﨑に言われそうです。

「そもそも今は江戸時代ではないですし、私は武士でもないですし、先生は将軍様でもないでしょ。それに言ってることがブラック企業の社長みたいですよ?」と。

あ、いや、そんなつもりで書いたのではないのですが…

話を変えましょう。

武士にとって不吉な花は他にもありました。

それは椿(ツバキ)の花です。

花が咲くのは冬から春にかけてなので、この時期に見かけることはありません。

ツバキの花はバラバラには散りません。

花首からポトッと落ちます。

それが打ち首を連想させたそうです。

・・・たしかにそれは不吉ですね。。

アジサイの話にしても、ツバキの話にしても、都市伝説的な域を出ることがない話ではあるそうです。

江戸時代の人々が本当にそう思っていたかどうかは今や分からないということですね。

いろんな花にいろんな言い伝えがあるのは、それだけ人間が花を愛し続けてきた証拠なのでしょう。

私や大崎もまさにその一人です。(大﨑がどれほどの花好きかは定かではありませんが。)

最後に今の季節、梅雨を代表する花の一つを紹介いたします。

その名もタチアオイ。

畑の脇などによく生えています。

けっこう強い花で育つと2mくらいの高さになります。

たぶん皆さんも見たことがあると思います。

このタチアオイですが、花が下から順に咲いて行きます。

こんな言い伝えがあります。

「タチアオイの花が下から咲き始めると梅雨が始まる。そして、一番上、てっぺんの花が咲くと梅雨が明ける。」

ホントかよ~!って皆さん思いますよね?

私も最初この話を聞いてそう思いました。

そして、それからというもの、ずっとタチアオイの花が気になるようになりました。

というのも私は梅雨が大嫌いなのです。

私の髪はなかなかの強度の天パなのですね。天パの人間にとって梅雨は地獄なのです。

どれだけ髪をセットしようにも、家を出て仕事場につく頃には予想不能な髪型に仕上がっているのです…

だから、一刻も早く梅雨が明けてほしいんですね。心から梅雨が明けてほしいんです!

そんな梅雨時の私にとって、タチアオイのてっぺんの花が咲いてるかどうかはものすごく気になるのです。

気になるどころか咲いてなければ手でつぼみを強制的に開いてでも咲かせたい!そんな気持ちです。(もちろん、そんなことはしませんが…)

でもですね・・・そんな私の気持とは裏腹に、やっぱりコレも都市伝説の類なのです。

タチアオイのてっぺんの花、私の近所ではすでに咲いてます。

じめじめの雨が降り続く中、バッチリてっぺんの花まで咲いています。

7月の天気予報、第2週は全部雨だったりします…。

タチアオイのてっぺんの花は咲いているのに。。

大﨑のアジサイの写真から私の天然パーマの話にいつのまにか移っていました…

なぜでしょう…

これもまた花の魔力と言うことで。。

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