3月4日の合格発表の結果報告をもって今の中学3年生との別れがありました。
受験生が半年以上もずっと勉強に向かっていた自習室が今は静かにしています。
新年度の配布予定の教材が机の上に置かれていますが、この光景を毎年見るたびに「また始まるんだ」という思いもあり、受験生との別れを寂しく思う気持ちもあり…
ありきたりの言葉ですが、まさに「春は出会いと別れの季節」だな、と実感しています。
受験生との別れの後、われわれにはもう一つの別れがあります。
それはずっと我々の仕事や、生徒たちの勉強をサポートしてくれた卒業生サポーターとの別れです。
今年も大学4年間、山口学習塾で働いてくれた2名のサポーターが社会人として旅立っていきます。
一人は中学2年生から山口学習塾に入ってくれ、大逆転の高校合格を成し遂げてくれた爽やかなスポーツマン。
もう一人は小学5年生から中学3年生まで、そして大学4年間を山口学習塾で過ごしてくれた笑顔が素敵な女の子。(「女の子」という表現は失礼かもしれませんが、私にとっては小学5年生からの付き合いなのでどうしてもこういう表現になってしまいます。)
二人とも中学生時代からひたむきに努力ができる素晴らしい生徒でした。
そして、アルバイトとして戻ってきてくれてからも、仕事をそつなくこなしてくれ、気が利き、生徒からも愛される素晴らしいスタッフでした。
二人と会うのも残り数回。
そう考えるとやはり寂しく思います。
「ここで勉強し、ここで働いて良かった」と、少しでも思ってくれるような別れをしたいと思います。