先日、講師の矢田から
「勉強のために他の塾の先生の話を聞いてみたい。」
という言葉をもらいました。
自分自身の力を高めるために、積極的に外の世界を見ようとする若い矢田の言葉を嬉しく思いました。
「誰か心当たりがある先生がいるの?」と尋ねると
「進学塾unitの福永先生に話を聞きたい。」とのこと。
矢田を含め、私や樋口もたびたび福永先生のブログは拝見して勉強させていただいていたのです。
ただ、進学塾unitは同じ川越にある塾ですので、「果たして他塾の講師の研修にあたるようなことに時間を取ってくれるだろうか…」という不安がありました。
川越駅の向こう側の塾とはいえ、同じ市内。
生徒の通塾範囲が重なる可能性もゼロではないと思います。
(実際に当塾にも初雁中の生徒さんがいたりしますので…)
塾の経営的にはライバル同士の関係でもある訳です。
でもせっかく若い講師が勇気を振り絞って言ってくれたことですので、私としても何とかできる限りのことはしようと思いました。
断られるのを覚悟で「新人講師が勉強のために話を伺いたいと言っています。なんとかご協力いただくことはできないでしょうか。」とお願いしたところ、なんと快諾していただくことができました。
そして先日、生徒さんたちが来る前の時間帯で進学塾unitにお邪魔してまいりました。
塾長の福永先生、そして講師の生田目先生、お二人が暖かく迎え入れてくれ、そして矢田のために事前に資料まで作ってくれていて、「本当にいい先生方だな」と感じました。
お二人の話し方、話す内容は、矢田だけでなく私にとっても勉強になることが多く、非常に良い時間を過ごすことができました。
学生時代のアルバイトから数えるとこの仕事についてもう20年弱になりますが、私自身、改めて塾講師としての未熟さが分かった気がします。
(お二人の話を聞いてメモ用紙6枚分くらいになりました。私自身の具体的な改善点がいろいろ見つかったのですが、それをここで書いているとものすごく長くなりますので、ブログで書くのは控えておこうと思います。矢田の研修のはずが、私自身が一番勉強させてもらったような気もしています(;^_^A)
私の心の中でもっとも大きくなったことは「進学塾unitの先生方に負けないような素晴らしい塾を作らなければいけない」という気持ちです。
樋口や矢田、そしてサポーター達とともに、「もっと生徒たちや保護者様方に満足してもらえる塾にしていかなければいけない」と思っています。
一人の塾講師としても、塾経営者としても「精進あるのみ」、そんな思いを持つことができました。
最後に、進学塾Unitの福永先生、生田目先生にお礼を申し上げます。
他塾の講師のために貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
頂いたお話をもとに、今よりももっと良い指導を生徒たちにできるように励みたいと思います。