塾長の山口です。
先週と今週、小学生クラスのサポートに入りました。
久々に小学生クラスに入って驚きました。
これが本当に小学生の授業なのか!?
というくらい、全員が静かに、一生懸命、机に向かって問題を黙々と解いているのです。
その様子は中学生の定期テスト対策と変わりありません。
もっと言えば、受験期の受験生の様子と同じような雰囲気です。
もちろん、姿はまだまだ小さい小学生たち。
中3の顔も受験生と比べればまだまだ幼い。
しかし、背中に漂う真剣なオーラはまるで受験生のようです。
質問も次々に出てきます。
その質問をする姿もまた素晴らしい。
「せんせ~い、ここが分かりませ~ん。」というようなのんびりした感じではないのです。
「先生。」と一言声をかけてくれ、手をまっすぐに上げ静かに待っていてくれるのです。
「〇〇君の解説が終わったら次行くから、ちょっと待ってて。」と伝えると、静かにうなずき、すぐに次の問題に取りかかる姿。
そして、質問の内容もまた素晴らしい。
「ここまで途中式は書けたのですが、その次が分かりません。」と、内容が明確なのです。
自分の塾の授業を自分で褒めてしまうのもおかしいですが、普段は担当していない授業だけに驚きました。
どの塾の塾長さんも同じだと思いますが、私ももちろん、山口学習塾を地域でもっとも良い塾にしたいと強く願っています。
もっとも成績が上がる塾、もっとも勉強に打ち込める塾、もっとも成長できる塾、もっとも楽しい塾。
開業から今までずっとそれを追い続けて来ています。
ですから、教室長の樋口や、小学生主任の矢田には普段はかなり厳しいことも言います。
皆さんの前では冗談を言い合って仲良しな先生たちに見えるかもしれませんが、理想の塾を作り上げるために、講師やサポーターたちの仕事に私は妥協は許しません。(誤解されると困りますが、スタッフ達はみんな仲は良いです!やることはピシッとやってもらう、ということです。)
特に講師の2人には、良い指導、良い塾を実現するためにかなりのことをいつも要求していますので、なかなか褒めるということもしないのです。
しかし、今回、小学生クラスを見ていて思わず小学生主任の矢田に声をかけてしまいました。
「素晴らしいクラスだね。とても良い授業だと思う。楽しみな生徒達だね。」と。
きっと、小学生の皆さんが真剣に前向きに勉強に向かうエネルギーが講師の矢田にも伝わっているのだと思います。
矢田も「生徒たちに負けてられないぞ。」という気持ちで指導に向かっているのだと思います。
生徒たちと講師、それぞれが互いに高め合う姿が今の小学生クラスにはあるのかもしれません。
私自身も今回サポートをして刺激を受けました。
中学生クラスも、もっともっと良いものにしないといけません。
旭町教室のbasicも、もっともっと良いものにしないといけません。
生徒と講師、そして講師やサポーター間でもお互いを高められるような学習塾にしていければ最高だと思っています。