お盆休みに将棋デビュー

皆さん、将棋はやりますか?

こんな質問をしてしまうと、「じゃあ先生は結構やっているんだろうな~。」と思われるかもしれません。

そうなると大変困っちゃうのですが…

私が将棋を指すのは、年に数回、親戚が集まったときに誰かから「将棋でもするか?」と誘われた時くらいです。

ですから、私が将棋を指すのは年に1,2回ということになります。

ほとんどしないのと一緒ですね。。

ちなみにそんな私の家ですが、なぜか将棋盤があります。

おそらく今はもう小学2年生になる長女がもっと幼いとき。おそらく3歳か…4歳か…そのくらいのとき。

将棋の藤井聡太プロに(親が)憧れ買ったのだと思われます。

私には覚えがないのでおそらく妻が。

(いや、私が買ったのに単に忘れているだけかもしれませんが…)

そういえば長女と将棋崩しをやったことがあるような気もします。

そう考えると、やっぱり私が買ったのかもしれません。

ちなみに将棋崩しとは、将棋を山のように盛って音を立てずに、さらに他の駒を揺らすことなく、駒を一つずつ取っていく遊びです。(というのがわが家のルールです。家によってルールは違いそうですが。)

最終的に一番多くの駒を取った人の勝ち。

全く将棋と関係ありませんね…

悲しいことに将棋崩しに数回使われた後、わが家の将棋盤と将棋の駒は家のどこかに封印されました。

が、今年のお盆休みに、偶然にもその封印が解かれました。

うちの子ども達は「私の帰宅に気づくと隠れる」という謎の習性を持っています。(普段は夜11時に帰宅し、子ども達は寝ているのでその謎の習性は見られませんが…)

お盆休み中、昼に所用で一人で出かけた日がありました。そして家に私が帰って来たとき、謎の習性にもとづき恒例の行動を子供たちが取りました。

長男はテーブルの下に隠れ(丸見え)、次女はカーテンの後ろに隠れ(丸見え)…

しかし、長女が見当たりません。小学2年生になってから長女の隠れる能力は格段に上がりました。疲れているとかなり苦戦することがあります。

結局、この日も見つからず、「おーい、出てこーい!」と大声を出す羽目に。

すると長女はテレビの裏から出てきました。

将棋盤を持って。

「テレビの裏に将棋があった。やろうよ!」と長女が言いました。

子ども達と将棋をやった記憶はほとんどないのですが、長女は覚えていたんですね。

が、肝心の将棋の駒がありません。家中探してもありません。

仕方がないのでニンテンドースイッチで将棋のソフトを買ってあげることにしました。

完全に遊びのゲームはほとんど買いませんが、まあ将棋だったらいいかな…と。

(安いですし…。万が一、藤井聡太プロみたいになってくれるかもしれないし…。)

将棋のソフトをダウンロードして、長女と二人、画面を見ながら、いざスタート。

開始画面を見た長女の第一声。

「将棋の山がない!どこから取るの!?」

・・・長女はどうやら崩し将棋をやりたかったそうで。。

まさかの展開にショックを受けつつ、何とか将棋のルールを説明して3局ほどやりました。

私はたとえ子ども相手の勝負事であっても手を抜けないので3局とも圧勝しましたが、面白いことにたった3局でも長女が上達するのが分かるんですね。

最初は適当に動かせる駒を動かしているだけだったのが、3局目は私の駒の動きも考えて自分の駒を動かすようになっていました。

1局目と3局目では、将棋が終わるまでの時間もだいぶ長くなっていました。

子どもの成長ってスゴイですね…

本物の将棋盤と将棋の駒では将棋崩し止まりだった長女ですが、このお盆、ついにゲームの世界で本当の将棋のデビューを果たしました。

いつまで続くか分かりませんが、将棋のゲームだけは「ゲームは1日1時間」のルールを少し甘めに許してあげようと思います。

私も時間と精神の余裕がある限りは付き合ってあげようと思っています。(その代わり、帰宅時のかくれんぼの難易度をもう少し落として欲しいですが…。疲れるので。。)

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