皆さんの勉強の本番とは、定期テストであったり、入試であったりしますよね。
では、その本番のための練習とは一体何でしょうか。
それは塾での勉強や学校での勉強かもしれません。
もっと言えば、宿題も本番のための練習に当てはまるかもしれません。
では「練習だからどうでもいいや」と臨んでいいものかどうか。
話はだいぶ飛んでしまいますが、私は今年こそ開催されるであろう小江戸川越マラソンのために夏前からランニングを続けています。
今はまだ体重を落としたり、けがをしないための体を作ったりの段階なので大したトレーニングはしていませんが。
たとえば「明日は10㎞を走る練習をする」となったときに、「練習だからどうでもいいや」と夜遅くまでお酒を飲んだり、スマホをいじくっていたりしていたらどうなるか。
私のようなオジサンにとって10㎞を走る、というのはなかなかしんどいものです。
とくにこの炎天下の中で走るというのは、それなりに覚悟がいるものなのです。
前の日に夜遅くまでお酒を飲んで次の日の朝に無理やり走ろうものなら…
周りで散歩している人などにも迷惑をかけてしまうような、とんでもない醜態を晒してしまうかもしれません。
とてもじゃないですが、10㎞なんか走り切れないでしょう。
つまり、「ちゃんとした練習ができない…」ということになります。
こんな練習を続けていてはいつまで経っても、目標を達成するための走力はつかないでしょう。
実力をつけるための良い練習をするには、実は練習に臨む準備が大事だったりするわけです。
私のランニングでいえば前日は早く寝る、朝起きたら水分をしっかりとる、準備体操をする…など。
そういう準備をきっちりやってこそ、力の付く練習ができるのだと思います。
皆さんの勉強も似た部分があるかもしれません。
前の日、遅くまでスマホを見ながら起きている。眠い目をこすりながら塾の授業をボケーっと受ける。演習中はウトウトしながら、ひたすら眠気と戦うだけ…
このような勉強では本番でいい結果を出すための、実力の付く勉強とは言えませんよね。
皆さんの勉強然り、私のランニング然り、練習だけでなく、その練習に臨む前の準備にもお互い気を配っていきましょう!