「勉強しないと気持ちが悪い」

中学校を卒業したばかりの卒業生がすでにポツポツと自習に来ています。

高校から出された課題をやりに来ている卒業生もいますし、自主的に教材を購入して勉強している卒業生もいます。

ある卒業生が言いました。

「塾で毎日のように4,5時間勉強していたから、急にその時間がポカンと空いて正直困っている。遊ぶと言っても毎日遊べるわけじゃないし…。なんか勉強しないと気持ちが悪くなるというか…。そろそろ勉強したい、って気持ちが沸き起こって来てるですよね。」

素晴らしい言葉だと思います。

きっと努力をしないでボケーっと過ごす自分が嫌なんだと思います。

ダラダラ過ごしていると、自分自身がどんどん怠けていくような感覚。

大人であってもなかなか言える言葉ではないと思います。

大人であっても暇な時間があればボケーっと過ごし続ける人は多い気がします。

そういう私も、まだまだ時間の使い方は下手くそですし、自分に甘えてボケーっと過ごすことは多いです・・・(;^_^A

中学を卒業して高校入学まで、遊ぶ時間はたくさんあるんです。ボケーっとする時間はたくさんあるんです。

せっかく入試までいろいろ我慢して努力をし続けたのだから、今の時期くらい遊んだり休んだりしても罰は当たらないと、私自身は思う部分もあります。

が、彼ら自身がそうはさせないようです。

高校受験を通して努力する大切さ、素晴らしさ、楽しさを知ってくれたのかもしれません。

ボケーっと時間を無駄にする自分よりも、努力して少しでも成長し続ける自分こそが心地いいと感じているのかもしれません。

昼過ぎから卒業生たちがポツポツと勉強しに来る姿を見て、私自身、「自分ももっと努力しないと…」と励まされています。

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