「ホッと一息」は差がつく瞬間

皆さんがホッと一息つきたいときってどんな時でしょうか?

今、まさにそういう気持ちの人が多いのかもしれません。

一昨日、昨日と部活の大会が終わった人も多いですよね。

こういう時は「部活の大会も終わったし、ちょっと休みたいな」と思うかもしれません。

他にも、運動会が終わった時、修学旅行が終わった時、定期テストが終わった時、などなど。

ホッと一息つきたいときはたくさんあると思います。

もちろん、私も同じように「ホッと一息つきたい」と思う時はたくさんあります。

たとえば先日、スタッフ一同でBBQに行った後。

楽しい時間を過ごし、スタッフ達を川越に送ってから家に着く。

「ホッと一息つきたいな」と思うわけです。

でも、同時にこうも思います。

「こういう場面で自分がホッと一息つきたいということは、周りの人も同じように思うんだろうな。じゃあ、その時に少しでも自分が踏ん張って何かをしたら、差をつけられるんじゃないだろうか。」

この日は日曜日だったので、「パソコンを開いて仕事を…」ということには流石になりませんでしたが、お風呂を洗ったり、布団を敷いたり、20,30分少し踏ん張ればできることをしてみるわけです。

(それが誰に何の差をつけられるかは分かりませんが、少なくともぐたーっと寝そべるよりは、家族平和に近づけたかもしれません 笑)

こういう話をしていると、開業当時のある生徒を思い出します。

大東中のA君。

彼は定期テストで学年20位前後で入塾してくれましたが、最終的には学年1位まで上り詰めました。

彼の凄いところは、「毎朝15分必ず勉強をしていた」という点です。

その他は周りの生徒達と変わりません。特別に「塾に多く来て」などもありませんでした。

ただ、その朝の15分は絶対に入試まで守り続けたそうです。

たとえば、体育祭の朝。

たとえば、旅行の日の朝。

普通の人が「今日は流石にいいでしょ?」と思うような日でも、朝の15分だけは絶対に勉強を欠かさなかったそうです。

「休みたい」とか「楽をしたい」とか。

そう思うのは当然です。

たぶん、A君もそういう風に思うことはたくさんあったと思います。

もしかしたら、毎朝そう思っていたのかもしれません。

でも、そこで自分の気持ちに打ち勝って少しだけ努力をしてみる。

その積み重ねが周りに差をつけ、A君を学年1位に押し上げたのかもしれません。

休みなく四六時中、自分自身を追い込まないといけない、という話ではありません。

そんなの大人の私だって無理ですから…(;^_^A

休まないといけない時は思い切り休んだ方が良い場合もあると思います。

(私もさすがに川越マラソンを走った後は休みます…笑)

ただ、日常生活で数えきれないくらい心の底から沸いて出て来る「ホッと一息つきたいな」のいくつかでも。

「いや、ここは少し踏ん張ろう!周りも一息つくはずだ。」と歯を食いしばって努力をしてみる。

そんなことができたら、結果が変わって来るのではないだろうか。

あくまで個人的な考え方ですが、そんな風に思うことがあります。

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