皿に乗ったハネムーン

 突然ですがみなさん、ハネムーンサラダというサラダをご存じでしょうか。

 ハネムーンというのは恋人が二人きりで旅行することを言います。そんなたいそうロマンチックな言葉を名前にもつこのサラダですが、このサラダに使われている野菜はレタスだけです。レタスだけで作られる栄養価的にも見た目にも地味なサラダにいったいどうして、「ハネムーン」という名前が付けられているのでしょうか。

 ヒントは英語にあります。「レタスだけ」を英語にすると「レタス オンリー」ですよね。

 それが「レット アス オンリー」に変化します。

 「Let us only.」

 もうお分かりですよね。意味は「二人だけにして!」。ここからハネムーンという名前が付けられました。しょうもないダジャレですね。レタスのサラダを食べるたびにこの豆知識を披露しているのですが、そのたびに「何を言ってやがるんだ、こやつは」みたいな顔をされます。悪いのは私ではないのに、まったく世知辛い世の中ですね。

 この話を初めて目にしたときは、なんて頭のいい人間がいるんだと感動を抑えきれませんでした。私もダジャレがそこそこ好きなのですが、これほど洒落たダジャレはあまり目にしたことがありません。

 個人的に好きなダジャレは「卵が泣いた。エッグ(egg)エッグ(egg)」でしょうか。これもまたしょうもないですね。あるいは「ジャイアン、死んじゃいやん」とか。ドラえもんの映画でも見ない限り、使う機会のないダジャレですね。

 洗練されたダジャレには人間の叡智が詰められています。面白いダジャレを見つけたら、ぜひ私に教えてください。いつでもお待ちしております。