座右の銘、「やるからには勝つ」

「座右の銘(ざゆうのめい)」という言葉を知っていますか?

小中学生の皆さんには少し難しいかもしれません。

簡単に言うと、

「生きていくうえで大切にしている言葉」

のことです。

お家の人にもぜひ聞いてみてください。

きっと、お家の人にもそれぞれ座右の銘があると思います。

では、私の座右の銘は何かというと

「やるからには勝つ」という言葉です。

この言葉は毎年受験生の年賀状に書かせていただいています。

(きっと今年の受験生の年賀状にも書くと思います!)

「やるからには勝つ」

意味は読んで字のごとく、です。

何事もやるんだったら勝ちましょう、ということです。

この言葉は『風が強く吹いている』という箱根駅伝を舞台にした小説の登場人物が言った言葉だった気がします。

(もしかしたら、別のマラソン小説だったかもしれません…。)


今まで何度もブログの記事や塾だよりに書いてきたことですが、私は「頑張ったことに価値がある。頑張れば絶対に得るものがあるんだ。」というような言葉を塾講師が言うのが嫌いです。

それは努力をした生徒ご本人、その努力を身近で見て来た保護者様がいう言葉です。

われわれはあくまでお金を頂いて学習指導に携わるプロ。

その我々が「頑張ったこと」に満足してしまうような言葉を使うのは、私は少しおかしいと思っています。

もちろん私も合格だけが全てだとは思っていません。努力の末、不合格になってしまった生徒さん達の受験生活が無駄だったなんて一切思いません。

全力で努力をやり抜いた先には、結果に関わらず得るものがあるのは間違いないと思っています。

しかし、我々はあくまでも結果にこだわらないといけないと思うのです。

だからこそ定期テスト対策の始まり、受験生活の始まりにいつも思います。

「どうせ努力するんだったら、勝つように努力してくれよ!」と。

定期テスト本番に向かう生徒さん、入試に向かう受験生にいつも思います。

「ここまで努力したんだから、絶対に勝って来いよ!」と。

入試であれば合格、定期テストであればそれぞれの目標点。

必ずそれをつかみ取ってほしい。つかみ取るだけの努力をしてほしい。

そう願っています。

勝つために目いっぱい努力をする。誰に何と言われようと自信をもって「自分はよくやった」と言い切れるほど努力する。

そうであるからこそ結果が出なかったときにも「決して努力は無駄ではなかった。」と思えるのではないでしょうか。

「頑張ることに意味がある」ということを否定するつもりは全くありません。

しかし、最初からそのような言葉で始まるような努力で、最終的に努力の意味を見出せるのかどうか。

目いっぱいの努力をするのならば、「やるからには勝つ」という強い気持ちがまずは必要だと私自身は思っています。


突然、プライベートの話になりますが、小江戸川越マラソンまで残すところ三週間ちょっとになりました。

(この時期はどうしてもマラソンのネタが多くなってしまいますが、お許しください。)

私の目標はハーフマラソンで1時間30分を切ること。

そして、一緒に参加する兄に勝つことです。

あるサイトによると成人男性のハーフマラソンの平均タイムは2時間6分12秒だそうです。

自分で言ってしまうのもおかしいのですが、そこから考えれば1時間30分はなかなかの目標だと思います。

小中学生の皆さんは、体育の授業で1000mを走ったりしますよね?

ハーフマラソンを1時間30分で走るには、1000m(=1㎞)あたり4分15秒前後で21㎞を走り抜かないといけません。

けっこう大変ですよね。。

まず1時間30分を切る、という目標がそれなりに難易度が高いものなんですね。(とくに陸上未経験者のオジサンにとっては…)

2番目の目標、「兄に勝つ」ですが、私の兄はハーフマラソンの自己ベストが1時間26分台です。

私の自己ベストは1時間28分台なので、およそ2分の差があります。

「たったの2分?ぜんぜん大したことないじゃん。ちょっと頑張れば勝てるんじゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、とんでもない話なのです。

2分違うと私レベルでも500m弱の差ができます。

皆さん、500mってどのくらいの距離か想像できますか?

ちょうど山口学習塾の本部校教室から旭町教室まで歩くと500mくらいになります。

そう考えると、けっこう差があるんです。。

そして、兄はつい先日、すでに練習で21㎞を1時間30分以内で走っているそうです。

一方私は、つい先日まで膝が痛くてまともに練習ができない状況が続いていました。

今のところ、とてもじゃないですが1時間30分を切ることなどできない走力です。ましてや兄に勝つなんてほぼ不可能です。

が、ここで「まあ無理をあまりせずにやれるだけやればいいじゃないか。ただの趣味なんだから走り切ることを目標に楽しんで出場すればいいじゃないか。」とはしたくないんですね。

やはり、出るからには勝ちたいんです。

今の状況がたとえ不利であっても、勝つための努力は目いっぱいしておきたいんです。

現状、可能性としては低いかもしれませんが、勝てるかどうかはまだ分かりません。

でも、「勝てなくてもいいか。」と気持ちを抜いて努力の量を下げてしまえば、負けたときに「あぁ、やっぱり頑張らなかったからだ…」と後悔してしまうことは確実です。

気を抜いて努力を怠れば、結果が悪かった時に確実に後悔するのです。

だからこそ、勝負が終わるその瞬間まで「やるからには勝つ」という気持ちで取り組みたいと思うのです。


今回の記事はだいぶ私自身の考え方を押し付けるような内容になってしまいました。

しかし、中途半端な気持ちでは中途半端な努力になってしまうような気がするんです。

そして、中途半端な努力では、結果的に中途半端なものしか得られないような気もします。

私自身、常にストイックに生活できている訳ではありませんが、時には「やるからには勝つ」という強い気持ちで思い切りエネルギーをぶつけるような努力が大切だとも思っています。