偏差値に囚われ過ぎない

3年生、勉強の調子はどうでしょうか。

塾で行う北辰の模擬テストで、順調に偏差値が伸びている人もいれば、そうでない人もいるでしょう。

自分の成績を気にするのは大事なことですが、意欲を失くしてしまうほどに気にし過ぎるのは良いことではありません。

成績を気にし過ぎるのがなぜ良くないのか。

何でもいいので、自分の好きなことや打ち込んでいることを思い浮かべてみてください。
スポーツでも、ゲームでも、何でもいいです。

例えばスポーツを頑張っている人は、どうやって今くらいに上達しましたか?

自分の課題を見つけ、それを克服するためにがむしゃらに練習し、いつの間にか上達していたという人がほとんどだと思います。

そして、その上達の喜びを知っているから、さらに練習を重ねるのだと思います。

重要なのは「がむしゃらに」という部分です。

皆さんに想像して欲しいのですが、日々の細かい練習について「シュートが何本中何本しか入らなかった」とか、「100m走を100本も走ったのにタイムが伸びなかった」とか、そういった記録のすべてに囚われて練習したらどうでしょうか。

すっごく暗い気分になりませんか?

多分面白くなくなって、長くは続かないと思います。

おそらくスポーツを頑張っている人の多くは、記録を気にすべきところと、記録を気にしないで「がむしゃらに」取り組む場面を分けて、課題を克服するまでひたすら練習していますよね。

そして、その頑張りの副産物として、「優勝」とか「自己ベスト」などの結果に表れてくるのだと思います。

勉強も同じです。

全ての模擬テスト、全ての小テストにおいて、1回1回、偏差値がいくつ上がったとか上がらなかったとかを気にし過ぎていると、暗い気分になって勉強がはかどらない日が出てきてしまいます。

まず目の前の課題を必死に頑張る。覚える。

「計算ミスが多い」「英語の疑問詞の理解が足りてない」「歴史の文化の暗記が出来てない」「年号が弱い」「理科の化学反応式がよく分からない」など、自分の課題を発見して、それを克服するためにがむしゃらに勉強する。

最初は偏差値が上がらなくてもいいんです。

計算ミスが弱点だったのに、計算ミスが前より少なくなっていたら、自分をほめてあげましょう。疑問詞がよく分かっていなかったのに、疑問詞の問題で正解できるようになったら、自分をほめてあげましょう。逆に、偏差値は上がっているけど、弱点が克服できていなかったとしたら反省し、次に繋げましょう。

1つずつ弱点を潰していった、その副産物として、「偏差値」や「第一志望合格」という結果が出てくると思うのです。

まずは偏差値という数字に囚われず、自分の弱点は何なのか。冷静に考えてみてください。