ペナルティはありません。

たとえば宿題を忘れた生徒がいたとき、何かしらのペナルティを与えるか。

与えません。

遅刻した生徒がいたとき、何かしらのペナルティを与えるか。

与えません。

宿題を忘れたのだったら、いついつまでに持ってくるように約束すればいいだけの話だと思います。

そして次はしっかり期日に持ってくるように伝えればいいだけの話だと思います。

遅刻した生徒がいたら、それを注意し、次は絶対に遅刻しないように分かってもらえばいいだけの話だと思います。

もし、それでもその生徒さんに伝わらなかったら…

それは我々の能力不足です。

伝える言葉が未熟だったり、その子に「変わって欲しい」という熱意が足りていないのでしょう。

ペナルティを課してる場合じゃありません。

まず、我々自身が生徒たちに分かってもらえる力をつけなければいけない、熱意を持たなければならない。

話を聞いてもらえるだけの魅力ある人間にならなければいけない。

我々がどうあるべきかの話だと思っています。

「勉強がついていけないときに怒られたり、ペナルティがあったりしますか?」

そのような心配をされる生徒さんもいらっしゃるようですが、一切怒りませんし、ペナルティももちろんありません。

そもそも勉強に不安があるからこそ塾に来ていただいているのです。

生徒さんが勉強ができないことについて怒ったり、ペナルティを課すなんてことはとてもおかしい話だと私自身は思います。

分からなければ何度でも切り口を変えながら指導をするのが我々の役目です。

何度言っても分からないのは、決して生徒さんのせいではありません。

何度言っても分かるようにできない、我々の技術力不足が問題なのです。

もしスタッフの誰かから「何度言っても分からない生徒がいる」と言われたら、「あなたの説明の仕方に何かしら工夫が必要なのではないか?『生徒が何度言っても分からない』ではなく、『あなたが何度説明しても生徒を分かるようさせられない』と考えなさい。」と返すと思います。(そう言うスタッフは幸い当塾にはおりませんが。)

決して生徒さんに迎合する訳ではありません。

ダメなものはダメとハッキリ言います。

改善してほしいことはハッキリと要求させてもらいます。

でも、生徒さんのミスやつまづきを安易に生徒さんに責任転嫁し、ペナルティを課したり、叱責するようなことは絶対に行いたくありません。

そういう姿勢が我々に見え始めたら、指導の向上もないでしょうし、視野もどんどん狭くなり魅力のない集団になっていくような気がしています。

こういう記事を書くと、今通っている生徒さんからは言われそうです。

「嘘だ、ペナルティあるじゃないか。再テストだってたくさんあるし、定期テストで点数が悪ければ補習になるじゃないか!」と。

それはペナルティではありません。

再テストも補習も、あくまで学力をより早く身につけるためのものです。

再テストも補習も懲罰ではないのです。学力をつけるために必要な対策なのです。

だから何回も再テストになっても、ずっと補習が入っても、何も悪いことではありません。

再テストや補習も、堂々と学力を上げるために前向きに塾に来て欲しいと思います。

私たちは指導に対して「ペナルティ」という意識は全く持っていませんから。