タマムシとモグラの休日

この前の日曜日は大変珍しいものを2つ見ました。

1つはインスタでもあげたタマムシ。

庭のナスとオクラに水を上げようとホースを引っ張ったところ、鮮やかな羽の色に気が付きました。

「なんで家の外にキラキラの折り紙を置くんだよ!どうせアイツの仕業だろ?」と一瞬、3歳の長男を疑ってしまいました。(長男はソファーの背もたれの隙間におにぎりの食べかけを仕込んだり、私の仕事のバッグの中にトウモロコシの芯を仕込んだりする傾向があります。)

キラキラに光る折り紙と間違えるほど、タマムシの羽はキレイでした。

さらにもう一つ、珍しいものが。

モグラです。

正確にいうとモグラの死がいですが…

(さすがに死がいだったので写真は撮っていません。)

皆さんは生のモグラを見たことがありますか?

ない人がほとんどだと思います。

私自身も、テレビ以外で見たことはありませんでした。

「そういえば動物園でも見たことがないな…」と思い、ネットを調べたところ、どうやらモグラは飼うのが難しい動物だそうで、飼育している動物園も少ないのだそうです。

(それでも「どうしてもモグラが見たい!!」という方は多摩動物園に飼育されているとの情報があります。ただモグラはけっこうデリケートな動物らしく、姿を見ることができない日もあるようです…)

さて、そのモグラの死がいですが、どこにあったかというと、家の前の道端に落ちていたんですね。

注:草がいっぱい生えている部分は私の家ではありません。傾斜地で森になっています。私の家は道路を挟んで向かい側です。

モグラの死がいが家の前にずっと置いてあるのも嫌なので、

「できればどこかに埋めてくれない?」と妻に頼みました。

(「情けないヤツ!!」と思わないでください。私は動物が大の苦手なのです。。犬にも猫にも触れません。虫は大丈夫なのですが…。反対に妻は虫が苦手です。)

妻に頼んだ後、家の裏手に回り庭の草むしりを始めようとしたところ、すぐに妻に声をかけられました。

「もしかしてモグラ、そこに埋めたの?」と…

何を言っているんだ?と。

まさかこの暑さでまともに考えることができなくなってしまったのか、と。

訳の分からないことを言う妻を本気で心配してしまったのですが。。

妻がスコップを取りに行ったそのわずか数十秒でモグラの死がいが消えていたというのです。

まるで真夏にふさわしい怪談話のように…

私「そんな一瞬でなくなるか?誰か持って行く人がいるとも思えないし…。そもそも誰も通ってないでしょ。」

カーカーカー…

妻「私がスコップ持って戻ってくるまで1分もかかってないよ?おかしいよね…」

カーカーカー…

長女「怖いよぉ~…、なんでモグラ消えちゃったの~…」

カーカーカー…

次女「カラスも鳴いてるし、怖いッ!!」

カーカーカー…

長男「おい、コラ!カラス、おい、コラ!ボーッと生きてんじゃねーよ、おいコラッ!」

ふと近所の家の屋根に止まっているカラスを見ると、一羽が足で何かを押さえつけ、そこを啄ばんでいる(ついばんている)ではありませんか。

そして、さらにもう一羽がやって来て、二羽で同じところを啄ばみ始めたのです。

(啄ばむ=鳥がクチバシでつつくようにして何かを食べる様子。)

モグラを連れ去ったのはカラスだったんですね。

カラスがモグラの死がいを取っていき、屋根の上で二羽で食べていたのです。

カラスは何でも食べると言いますが本当にそうなんですね。(先日は家の庭で育てているスイカがやられました。。)

それにしても、モグラの死がいがなくなっただけで、夏の怪談話のように考えて、うろたえてしまう自分の器の小ささに情けなくなってしまいました。

その昔、アニメ一休さんのモデルとなった一休宗純というお坊さんは、夜にカラスが鳴いたことで悟りを開いたそうです。

「夜にカラスは見えないけど、確かにそこにカラスはいる。見えないけど存在する。それと同じように、お釈迦様も見えないけど、心の中に存在するのだ!」と思ったそうです。

さすがお坊さん。

同じカラスを見るでも、「カラスってモグラの死がいも、スイカも、何でも食べるんだ。怖いわ~。」としか感じることができなかった私とは大違いです。。

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