結果が出るまで我慢できるか

コロナでここ2年間中止になっていた小江戸川越ハーフマラソンがどうやら今年は開催される予定とのことです。

毎年、ずっと出ていた小江戸マラソン。そのために毎年9月からトレーニングを積んでいたのですが、この2年はそのトレーニングもしていませんでした。

代償は大きく…

コロナ禍が始まる前と今では、なんと体重が5キロ以上違うのです。(もちろん、今の方が太っています。)

このままでは、9月からトレーニングを積んだとしても、間違いなく満足な走りはできないでしょう。

聞くところによると、体重が1kg違うだけで歩くときの膝への負担は3~4倍大きくなるそうです。ということは5kgで15~20kg分、膝への負担がかかるということですね…。しかもこれはあくまで「歩くとき」ですから…。マラソンは走る競技なので、きっともっと負担が大きくなるわけですよね…

コロナ禍前の私と比べると、両ひざに漬物石をくっつけて走るようなものかもしれません。良いタイムが出る訳ありません。

ということで、先月からまずは体重を落とすためのダイエットランが始まりました。

これが結構精神的にしんどいのです。私はGPSつきの腕時計をつけて走りますが、その腕時計が1キロごとのラップなど、いろいろなデータを自動で記録してくれます。それをインターネット上のアプリにデータとして残してくれます。(怖くなるくらい便利な世の中です…)

コロナ禍前の体重が少なかった私であれば、走るごとにタイムが上がって行ったり、走る距離が伸びて行ったり、結果が出ることでモチベーションを上げることができたのです。

でも今は、そんなタイムを気にして走っている段階ではありません。タイムを気にして無理に走れば、脚を痛めてトレーニング自体できなくなる可能性があります。

まずは、黙ってダイエット…

タイムは気にせず、とにかく汗をかくために走る。可能な限り、長い距離を走る。できる限り頻繁に走る。それがサボり続けたオジサンにとってはそれなりに辛いのです。ウォーキングに毛の生えたようなジョギングでさえ、息が切れたりしますので…

そして、毎回のジョギングのタイムを見ても、何の変化もありません。全くタイムが上がらないばかりか、異例の早さでの梅雨明けの猛暑により、最近の方がタイムが落ちているくらいです。

自分なりには努力しているつもりでも、結果が見えてこない…。この状況、モチベーションを保つのがけっこう難しかったりするのです。でも、この状況を突破しないと、タイムを伸ばすことなど到底できないんですね。


この状況は勉強に似ているかもしれません。

たとえば、中学2年生の今回の期末テストの数学で連立方程式が出題されたと思います。

こんな問題ですね。

中学1年生にはまだ早いですが、x,yと文字が2つあり、方程式も2つあるのが特徴です。

この問題の解説にこう書いてあります。

連立方程式を解くには中1で習う方程式の知識がまず必要です。中1で習う方程式が分かっていないのに、連立方程式を解くのは無理でしょう。

さらに方程式を解くためには、文字式の知識も必要になります。

そして、たし算、引き算、かけ算も当たり前に使っていきますので、正負の数の四則計算のルールも必要です。

つまり、連立方程式を解くためには、

➀正負の数の四則計算

➁文字式の計算

➂方程式

少なくともこの3つの内容は習得していないとかなり厳しい訳です。

では、➀からつまずいている生徒さんが、「中2になって、このままではさすがにマズい…。今から必死に勉強しよう!」と勉強を始めたとして…

➀~➂の習得まで1か月~2ヵ月では終わらない可能性も十分にあります。

なぜなら、➀の前に小学生の頃に習った分数の計算などもあるからです。そこからつまずいている場合、小学校の内容から勉強し直さないといけないのです。

1ヵ月、2ヵ月、一生懸命➀から➂にかけて勉強したとしましょう。たしかに、努力はしているのです。そして、数学ができるようにも確実になっているのです。

でも、期末テストで出題されるのは、連立方程式。

一生懸命勉強した➀~➂の内容は、今回の期末テストではほとんど出題されない。もしかしたら、「一生懸命勉強したはずなのに、ぜんぜん点数が伸びなかった…」という気持ちになってしまうかもしれません。

でも、➀~➂の内容を習得しないことには絶対に連立方程式を解くことはできません。避けては通れない必要な勉強なのです。せっかく努力したのに、結果にならないのは大変苦しいと思います。でも、二学期には今度は一次関数が待ち受けています。一次関数は連立方程式が解けないと、点数にならない問題がたくさんあります。

努力が結果に出ないとモチベーションは上がりませんよね。その気持ちはとてもよく分かります。でも、そこを何とか我慢して、歯を食いしばって耐えないと、点に直結する勉強まで永久にたどり着けません。

今、旭町教室でBasicの勉強をしている生徒の中には、我慢の真っ最中の生徒が何人かいるかもしれません。「こんなに勉強したのに…」とショックを受けている生徒さんもいるかもしれません。確かに今回のテストではその努力が点に表れることがなかったかもしれません。でも、我慢し続ければいつかは点に直結する勉強に時間を充てることができる時が訪れます。

私のランニングのダイエット期間が終わり、今度はタイムを求めたトレーニングに切り替わるのと同じように。

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2022 夏期講習

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