頭が良い人=努力できる人

「あの人は頭が良いから…」

そういう言葉を口にすることがあります。

私も他人を羨んで口にしてしまうことが度々あります。

そう口にしているとき、私の頭の中で描く「あの人」のイメージはこんな感じです。

”生まれつき頭が良く、何でもかんでも習ったらすぐにできてしまう。習ったことはいつまでも忘れない。努力をしなくても結果を出せてしまう人”

そういうイメージで、「あの人は頭が良いから…」と口にしてしまいます。

でも、本当にそうでしょうか?頭の良い人というのは、本当にそんなスマートな人たちばかりでしょうか。

私は今まで多くの生徒さんを指導させてもらってきています。

私が先ほど書いた「あの人」のような生徒さんばかりが成績優秀者なのでしょうか。

違うのです。

これはハッキリ違うと断言できます。

山口学習塾で優秀な成績をおさめている多くの生徒さんたちは、私が先ほど書いた「あの人」ではありません。

失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、「あの人」のようなスマートな生徒は今までほとんどいません。

優秀な成績をおさめている生徒のほぼ全員が、他の人よりも多くの努力をすることによって結果を出してきています。

そこにスマートさはありません。

あるのは泥臭い努力です。

そのために、他の人が怠けたり遊んだりしているときに、我慢してきています。

結局、そこに尽きるのです。

実は学年1桁に入るような成績優秀者でさえ、初めて習う学習内容に関しては、他の生徒よりもできないケースもたくさんあります。

初めての単元の小テストでは学年50位の生徒や、もっと言えば100位前後の生徒に負けることもあるのです。

でも、そこからが違うのです。

間違った問題をしっかりノートや教科書を使って調べ、直し、それを記録する。

毎回毎回、1問1問手を抜かずにその作業を繰り返す。

他の生徒がボケーッとしている間もちゃんと先生の話を聞く、疲れていてもやるべきことを後回しにしない。

それを愚直に継続し続けられるかどうか。

結局のところ努力をどれだけ継続して続けられるかどうかです。

努力を継続し、知識を重ね、集中力や忍耐力を付けていくと、不思議と理解するのにかかる時間、同じ時間で暗記する量、暗記が継続する期間、そのあたりも成長していく生徒がほとんどです。

以前は15分で10個も覚えられなかった英単語を15分で30個覚えられるようになる生徒もたくさんいます。

理解力とか、暗記力とか、記憶力とか、そのあたりの一般的に「頭が良い」とされる要素は、努力を続けられればほとんどの生徒さんたちに備わってくると私は思っています。

しかし、「努力を続けられるかどうか」の部分は、誰でも当たり前のようにできるものではない、と思っています。

大人であっても努力を継続することは、多くの人ができるものではないと思います。恥ずかしい話ですが、私自身も「努力をしているか?」と問われても、堂々と「している」と答える自信はありません。

まず、山口学習塾に足を踏み入れるその瞬間、「自分はこの厳しい塾で耐えられるかどうか…」そこで一つ道が分かれるところだと思います。

山口学習塾に足を踏み入れたということは、その瞬間は「努力するしかない」と覚悟を決めてくれたはずです。

しかし、その覚悟をもってしても全員が努力を続けられるわけではないのです。

「もうこんなに勉強したくない。」と、途中で塾を去ってしまう生徒さんも、残念ながらいます。

(もちろん、そこには我々の指導力不足という面もあると思います。そこは常に精進を重ねないといけない部分です。)

「頭が良いとはどういうことか?」を考えるとき、「頭が良い」=「努力を続けることができる」ことだと思うときがあります。

努力を続けることができれば、いずれ誰でも頭が良くなることができる、私はそう思います。

努力を続けるには頭を使わなければいけないこともたくさんあります。

そして、努力を続けるには心も鍛えないといけません。

目先の楽を簡単に取り続けるような人に努力を続けることはできません。

先を考えて今の苦労を受け入れ、時間を大事に使い、辛い努力を乗り越えたからこそ周りの人にも気を使える人。

努力を続けられる人というのはそういう頭の良い人だと思うのです。

(偉そうなことを書きましたが、私もまだまだ努力が足りません。オジサンになった今でも、まだまだ頭が良いとは決して言えませんので精進を重ねたいと思います…)