スーパームーン皆既月食

本日、5月26日の夜に皆既月食が見られるようです。

皆既月食とは、太陽と地球と月が一直線に並び、満月が地球の影にすっぽり覆われる現象です。 皆既月食の間の月は、見えなくなるのではなく、太陽光の中の赤い光が地球の大気で屈折して月を照らすため、赤みを帯びた神秘的な満月が見られます。今回はスーパームーン(1年で最も大きく見える満月)と重なる珍しい皆既月食だそうで、日本で見られるのは24年ぶりだそうです。

18時44分ごろに部分食が始まり、時間とともに月はどんどん高くなっていきます。20時9分あたりで皆既食が始まり、20時18分あたりで食の最大を迎えるようです。そして20時28分ごろに皆既月食が終わり、部分食になり、21時52分ごろに部分食が終わるそうです。

スーパームーン皆既月食について詳しく調べると、いろいろな現象が組み合わさって、月が赤く見えるようです。その現象を理解するには、中1理科で学習する光についての知識、中2理科で学習する天気についての知識、中3理科で学習する宇宙と天体についての知識などが必要です。

本日、19時から20時10分まで、中2理社の授業があるので、終了後に皆既月食が始まっていると思われます。

次回起こるのは約12年後らしいので、是非、一目みておきたいなと思います。

月が赤くなるなんて何だか神秘的ですよね。

ただ古来から、月食には不吉な言い伝えがあるそうです。

中国では「龍が月を食べている」とか、古代インカ帝国では「ジャガー(ヒョウの仲間)が月を攻撃している」とか、インドでは、「月食の時の食べ物は汚れ、病気の原因になる」とか、中世日本では「何か良からぬことが起こる兆し」だと考えられていたようです。

そう考えられていた理由を考えてみると、赤という色は警戒心、注意力を喚起し、人間の感情的興奮や刺激をもたらし、体温•血圧•脈をあげるので、昔の人々が、赤い月を見て警戒し不安になったため不吉な言い伝えが残っているという可能性が考えられます。あとは、満月というのは古来、良い兆しであるとされていたので、月が欠けていき、赤くなるという現象に昔の人が何か不吉なイメージを持つというのも考えてみれば当然かもしれません。あとは月食の直前や、直後に起こった良くないことを月食と結び付けて、不吉な言い伝えが残っているということも考えられます。

私だって、これらの知識がない状態で、いきなり月が欠けて、赤くなったら何か大変なことが起きていると慌ててしまいます。

「これは何かヤバいことが起きているに違いない。」

そう思うでしょう。

昔の人たちの残してくれた知識のおかげで、スーパームーン皆既月食を現象として捉えられるわけです。

そう思うと、何だか不思議な気持ちになります。

もしかすると、私たちは昔の人々が、私たちのために残してくれた言い伝えみたいなものを学習しているのかもしれません。

昔の人に感謝しながらスーパームーン皆既月食を拝みたいと思います。