失敗から教訓を得る

塾講師という職業は、生徒から先生とよばれます。先生とよばれる職業は、お医者さん、保育士、学校の教師、塾講師、弁護士、国会議員といったところでしょうか。

先生とよばれる方達には、立派な方がたくさんいらっしゃいますので、私自身は生徒から先生とよばれることに未だに慣れないところがあります。

個人的に、私は先生というよりは、ただの「生徒より先に生まれた人」という感じではないでしょうか。

先に生まれたので、知識や経験が多いのは当たり前です。

ここで私の輝かしい成功の経験をみなさんに自慢したいところですが、残念ながら私の経験のほとんどは失敗した経験です。失敗ばかりで自分が嫌になったこともあります。それぐらい失敗の連続でした。

最初のうちは、失敗から目を背けていました。自分の失敗について考えるというのは本当に気が滅入ります。でも失敗から目を背けると、また同じ失敗を繰り返すんですよね。

そして、何度も何度も同じ失敗を繰り返すうちに、このままではダメだと思い、失敗を繰り返さないためにはどうすればいいのか、試行錯誤するようになっていきました。

例えば、何かを忘れるという失敗をします。そして最初は忘れないように気を付けようと思います。それでもまた忘れてしまいます。というようなことを何度も繰り返して、忘れても思い出せるようにメモしたり、メモした付箋を見やすい場所に貼ったりしました。

この失敗から私が学んだ教訓は、「忘れてしまうこと自体を防ぐのは難しい、忘れてもすぐ思い出せるような工夫をしたほうがいい」ということです。

失敗から教訓を得るようにしてからは、失敗することが楽しくなった、、、とまではいきませんが、失敗することが少し嫌ではなくなった気がします。

そして学習においても、失敗から教訓を得るということはとても役に立つと思います。

例えば、テストでケアレスミスをしてしまうとします。ケアレスミスを防ぐ方法を考えて、自分にあった方法を探し続ける中で、失敗を繰り返し、そこから教訓を見つけます。

ちなみに私が中学生のときに考えた、ケアレスミスを防ぐ方法は、

ケアレスミスをしないように気を付ける。→失敗。

テストがはじまったら、解答用紙にケアレスミスに注意と書く。→少し効果があったような気が。

テストを早く終わらせて、全ての問題を3回づつ、ケアレスミスがないか確認→効果あり!!

ここから私が得た教訓は、「ケアレスミスというものは必ず起きる、自分がケアレスミスをしてしまうということと、どんなケアレスミスをしてしまうのかを知ることが、ケアレスミスを防ぐ方法なのではないか」ということです。

「失敗から教訓を得る。」

みなさんも、試してみてはいかがでしょうか。